周辺のご案内

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岩井海岸

3kmに渡って孤を描く白い砂浜。遠浅の静かな海岸で、臨海学校や合宿が盛んです。
皆さんが楽しみにしている地引網では、いろんな魚に触れ合えます。風光明媚(ふうこうめいび)なこの岩井海岸での体験は、きっと良い思い出になるでしょう。


富山(とみさん)

富山は、南房総を開拓したといわれる「天の富のみこと」の名前が由来しているとのことで、富山地区のシンボルとして親しまれています。ご覧のように二つの峰を持つ、動物の耳のような形をした美しい山で「南総里見八犬伝」の舞台として有名です。(標高349.5m)


伊予ヶ岳(いよがたけ)

山容(さんよう)が高く険(けわ)しく奇岩(きがん)がそびえ立つ、南房総の名山で、山名の由来(ゆらい)は四国の石鎚山(いしづちやま)とのことです。336.6メートル、2等三角点があります。富山・御殿山とともに富山三山の1つです。


御殿山(ごてんやま)

363.9メートル、3等三角点があります。日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征(とうせい)し安房の地を平定した際、その平定地を一望(いちぼう)するのに当山の御殿を設(もう)けたという言い伝えが、山名の由来(ゆらい)です。県立峰岡山(みねおかやま)系自然公園の一つになっています。


大蘇鉄(おおそてつ)

雌木(めすき)ですが高さ8メートル 根回り6.5メートルで県下最大と言われており、県の天然記念物指定をうけています。樹齢1000年と伝えられています。


蓮台寺(れんだいじ)の大銀杏(おおいちょう)[久枝(くし)の寺]

山門(さんもん)の左右には、樹齢500年以上と伝えられる大銀杏(おおいちょう)があります。北側 高さ26メートル幹(みき)周(まわ)り3.64メートル  南側 高さ25メートル幹回り3.68メートル。夫婦銀杏とも呼ばれていますが、共に雄株(おすかぶ)です。このお寺は二度の火災に遭(あ)いましたが、この大銀杏は生き続けています。


吉井(よしい)の大井戸(おおいど)

富山(とみさん)のふもとの地下水が湧泉(ゆうせん)で吉井地区の生活用水や農業用水として利用されています。どんなに利用しても、どんな大日照(おおひで)りでも決してかれることは無いと言われています。ゆるやかに流れる水の近くに水車小屋がありのどかさを感じます。


伏姫籠穴(ふせひめろうけつ)

滝沢馬琴(たきざわばきん)著(ちょ)『南総里見八犬伝』にまつわる穴です。里見(さとみ)義実(よしざね)の娘・伏姫(ふせひめ)と愛犬八房(やつふさ)が籠(こも)ったと言われており、伏姫が体内に八つ子を身ごもったとのお告げを受けた場所です。物語は後に里見家の家臣が姫を救出に来た際伏姫と八房は死んでしまいますが、八つの球が飛び散り、八犬士となって正義の活躍(かつやく)をいたします。


房州びわ

富山の麓の合戸、宮谷や、高崎海岸付近の山などでは「ビワ」栽培が盛んです。


水仙遊歩道

山の斜面にニホンズイセンが咲き誇っています。この遊歩道は、地元の生産農家7軒分の水仙畑をつないだコースです。1時間(約3.5km)ほど土手や道路脇のスイセンを見ながらのハイキングが楽しめます。また、岩井海岸が一望できる山の展望所からの風景も美しく、晴れれば遠く伊豆大島も見ることができます。


勝善寺(しょうぜんじ)

「見返り美人」で有名な浮世絵師菱川師宣(うきよえしひしかわもろのぶ)ゆかりの寺です。そして、数多くの資料が保存されています。菱川師宣の妹のヲカマが嫁(とつ)いだ寺です。この寺の過去帳は千葉県の有形文化財(ゆうけいぶんかざい)に指定されています。


道祖神(どうそじん)

塞(さい)の神とも言い、一般に村の外れにあって、外部から村に悪い霊が侵入するのを防(ふせ)いでいます。


平群天神社(へぐりてんじんじゃ)

菅原道真(すがわらのみちざね)は右大臣の官位を解(と)かれ大宰府(だざいふ)に流され、その死後、朝廷はそれが冤罪(えんざい)であったことを知り、道真の霊を京都北野(きたの)に祀(まつ)り、北野の天満天神と称して崇敬(すうけい)されました。平群天神社は、それから450年後、細川相模守清(ほそかわさがみのかみきよ)氏(うじ)が平群の地に勧請(かんせい)したものです。平群の祭りはこの平群天神社の祭りで、現在は、地区内8台のかつぎ屋台がそれぞれの地区から平群小学校下のグランドに集まり、8台の屋台の提灯(ちょうちん)の灯りのみの風景は幻想的(げんそうてき)であります。


岩井神社(いわいじんじゃ)

1023年に磐井豪(はんいごう)の総社としてここに勧請(かんせい)され1978年に千葉県規範(きはん)神社となりました。源頼朝(みなもとのよりとも)が、1180年相州(そうしゅう)石橋山(いしばしやま)の合戦に敗れ、安房国へ逃れた時、当社で渡航(とこう)し戦勝(せんしょう)を祈願(きがん)しました。